『出口のない海』

2016-06-21




第二次世界大戦で特攻隊員として、
命を捧げていく青年の話です。

人間魚雷「回天」の出撃は「死」を意味します。
その出撃を待つ恐怖感や緊張感…
家族や恋人への想い…
揺れ動く心が描かれています。

読んでいるとあまりにも切ない。
あの時代の、戦争というものの理不尽さを
改めて認識しました。

「回天を伝えるために死のうと思う」という
主人公の言葉が胸に刺さりました。


※この著者(横山秀夫)で読んだ
『半落ち』『クライマーズ・ハイ』『影踏み』他


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(-ε-)♪

今晩は

出口のない海ですか?

興味深いタイトルですね

No title

平和で自由な今では、分からないこと多いですね
すでに戦争を知らない世代ばかりだし
覚悟するってこと
今の若者より、昔の方がすっと大人だった気がします

No title

私も好きな作家さんです。
回天の話は、何かの本で読んだ
事が有るけれど、本当に理不尽過ぎて
悲し過ぎて・・・でした。
映画でも回天の話が出てくるものが
有りますよね。
横山さんと言うと、今は、64ですね!

No title

人間魚雷
戦争は本当に残酷
考えた人の頭の中を覗きたい
ゼロ戦にしても・・・しくしく

No title

特攻って聞くと

『永遠の0』が思いだされました。

他のもの読んでないから(^_^;)

戦争は、やっぱりイヤですね!

悲しすぎます。

No title

重々しいテーマでの作品ですね。
二度と繰り返してはならない事態が描かれていて、読む側としても緊張感が伝わってきます。
ただ、過去に命を捧げた青年のためにも、意義ある生き方をしなければならないと、不甲斐ない自分に言い聞かせております。

やまもっちさんへ

人間魚雷「回天」で出撃するということ、
それは出口がない海を行くことなのです。

タフィー104さんへ

教育もそうですが、
戦争には尋常でない精神状態にさせるものが
あったのではないかと思います。
若者に限らず、今の人よりも大人だったでしょうね。

くま8さんへ

特攻といえばゼロ戦のイメージだけど、
いろいろあったんだねー
戦争は尋常ではない精神状態にさせる、
そんな中で生まれた悲惨さだと思う。
これも映画化されていたみたい。
64も気になってる~

みゆきんさんへ

戦争は人の精神状態までも
おかしてしまう…
とんでもないものを作ってしまった…

箱入り嫁さんへ

特攻といえば、
ゼロ戦のイメージですよね…
でも、他にもいろいろあったようです。
戦争には悲惨さしかないと思います。

声なき声さんへ

人の命を鉄砲の弾のように扱える精神状態、
異常としか思えません。
そんな理不尽な戦争に多くの命が捧げられました。
その大きな犠牲の上の今です。
ですが、私もその犠牲に恥じない生き方、
していません…
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