『ドクター・デスの遺産』

2021-01-30




安楽死がテーマのミステリー。
映画化に関係なく読みました。

連続安楽死殺人事件の犯人は、
ちょっとひっくり返されたという感じです。
(どんでん返しまではいきません)

推理よりテーマが重くのしかかってきました。

安楽死については当事者にならないと(なっても)
分からないかもしれないと思いました。

私には「生きる、死ぬ」は人が決めることなのか
という気持ちがどこかあります。

ただ、「最後は楽に迎えたい」と思うのも事実です。


※この著者(中山七里)で読んだ
『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲 御子柴礼司』
『ヒポクラテスの誓い』他


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中山七里さんの作品ですので、読みごたえはあると期待しています。
ただ、安楽死の問題となるとあまりにも重々しいテーマですので、読み進めていくのが辛くなってくるかもしれません(汗)。
早速、図書館に予約を入れました。
今回は順番待ちがないようですので、早く手にできることと思います。

声なき声さんへ

読みごたえはあります。
ミステリー感は少ないかと思いますが…
安楽死は本当に難しいです。
でも、私は肉体的な死に対してだと思ったりしもします。
読まれたらまた感想を教えてくださいね。

No title

私は、今回も思いも寄らぬ結末にすっかり圧倒されました。
実行犯の正体は、主役の刑事ですら予期していなかった人でしたから。
中山七里さんのさすがな構想力には脱帽してしまいます。
氏の作品は一気に読ませるだけの魔力を持っています。
 
ちなみに、私自身は、以前は安楽死には否定的でしたが、同書を読んでからというもの、その考えが揺らいできつつあります。
治癒の見込みのない病気にでもなって、しかも全身に苦痛が伴なう状態であれば、延命の意味があるのか、疑問に思えてくるのです。
もう少し、考えを掘り下げていくつもりです。

声なき声さんへ

圧倒されましたか~!
本当に構想力は凄いですよね。
いつも「やられた!」と思わされます。
また次を読みたくなります。

安楽死まではいかなくとも延命は賛成ではないです。
うちの両親もそういう考えだったので父の時もしませんでした。
『介護士K』の場合は「老い…介護」も絡んできます。
本当に考えさせられます。
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