2023年10月12日 (木) | 編集 |



短編集です。
ブラックな話、せつない話など
バラエティに富んでいます。

読みやすいですが物足りなさを感じました。
ちょっと期待し過ぎました。


※この著者(柚月裕子)で読んだ
『ウツボカズラの甘い息』『朽ちないサクラ 』『パレートの誤算』他

2023年07月03日 (月) | 編集 |



病院を「サービス業」と捉える病院で医師として
勤める主人公の話。

患者をモノのように扱うのはもちろん問題ですが、
「患者様」と呼ぶのに違和感を感じました。

患者のクレームに疲弊する主人公ですが、
それだけでなく勤務状況も過酷です。

患者の立場からしか見ていなかったことを教えて
もらえました。


※この著者(南杏子)で読んだ
『サイレント・ブレス 看取りのカルテ』

2023年04月18日 (火) | 編集 |



南杏子さんは初めてです。
お名前も存じておりませんでした。
タイトルが気になり購入しましたが
すぐには読めませんでした。
姉のことと重なり…

いくつかの終末期医療のことがフィクションで
描かれています。
不思議と暗い気持ちにならない話でした。
こんな感じで看取ることができれば素敵ですね。

最後は主人公のお父さんの終末医療の話。
お父さんの望まれていた通りになりましたが、
辛い決断だと思いました。

南杏子さんはお医者さんですので
リアリティがありました。

2022年09月15日 (木) | 編集 |



久しぶりの湊かなえさんです。

三人の女性の話ですが、
誰が主人公?と途中までは戸惑いました。

ですが、それぞれの時代が違うと気づき…
だんだん三人の繋がりがわかるようになると
楽しめました。

ちょっと嫌な登場人物もいましたが、
読後感はいいですね。


※この著者(湊かなえ)で読んだ 
『少女』『贖罪』『往復書簡』他

2022年05月13日 (金) | 編集 |



佐方シリーズの最新版、短編集です。
ここのところ短編が続いています。
知らずに買っていました。

1話2話はちょっと物足りない感じでもう終わり?
と思いました。
3話は日岡刑事登場で「孤狼の血」絡み…です。
4話の「信義を守る」が読みごたえがありました。
切ない話ですが…

どこまでも正義を求める佐方検事の愚直さが
いいですね。


※この著者(柚月裕子)で読んだ
『検事の死命』『孤狼の血』『慈雨』他