2014-06-30
ナニワ=大阪が舞台なのでいつもより気になって読みました。
第一部は何年か前に関西で流行った新型インフルエンザが
モチーフなった「キャメル」の話。
当時のことを思い出しました。
関西には近寄れない、みたいな…状態になり、
関西経済に大きな影響がありました。
このまま新型インフルエンザがらみで話が進むと思っていたら、
第二部では特捜部の「カマイタチ」や浪速府知事の「ドラゴン」、
これは明らかにあの方がモデルですね。
「大法螺吹き」彦根新吾まで登場、話が広がりすぎ…
私にはついていけませんでした

最終章、これから始まるという終わり方、
この作品は長い長いプロローグだったという印象です。
物足りない気分で読み終えました。
残念です…
※この著者(海堂尊)で読んだ

『チーム・バチスタの栄光』
『ブレイズメス1990』『ケルベロスの肖像』他
