2014年11月13日 (木) | 編集 |



長編ですが、
長編を感じさせないテンポで面白かったですね。

ゼネコンの談合の話。
不動産業界に関係する会社に勤めていますが、
無縁のことです。
いろいろ勉強になりました。

主人公の平太が畑違いの仕事に奮闘する姿に
いつしか応援していました。

ゼネコンに勤め、「談合を必要悪」と思い込もうとする平太と
銀行に勤めている彼女、萌とのすれ違い。

萌の揺れ動くの心が細かく描かれています。

その揺れ動く原因となったエリート銀行員の園田。
いるいる、こういう人、
と都銀に勤めていた私は納得していました。

談合に迫る検察、繭に大切なことに気づいて欲しいと
終章は読み急ぎました。

そして、結末は…やられました
私の予想以上の結末です。

平太は落ち着くところに落ち着けてよかった


※この著者(池井戸潤)で読んだ
『オレたち花のバブル組』『シャイロックの子供たち』
『空飛ぶタイヤ』他