2015年01月29日 (木) | 編集 |



映画の宣伝を見て読んでみたいと思いました。

金銭感覚が麻痺してしまって、
深みに嵌まっていく恐ろしさが描かれています。
主人公だけではなく、主人公と関わりのあった
登場人物にも共通していることです。

私も銀行に勤めていたことがありますが、
銀行にあるお金は「商品」としか見ていませんでした。
「お金」は自分の財布の中にあるもの…
1億円を見ても「重そう…」って思うぐらい

その「商品」を「お金」と認識してしまい、
こっそり借りてしまったことが始まり…
ターニングポイントだったわけです。

興味深く読むことができましたが、
ラストがこれで終わり
という感じでスッキリしません。