2017年01月17日 (火) | 編集 |



最初に見事に思い込まされてしまいました。
その後、ずっとミスリードされ、
最後にそういうことだったのかと気づきました。
でも、読後感はいいです。

主人公の
「眼に見えているものばかりを重視する連中に、俺は興味はない」
の言葉に共感しました。
眼に見えているのは一部でしか過ぎないと思うからです。

登場人物、特にアパートの住人はみんな個性的。
こちらも楽しめました。


※この著者(道尾秀介)で読んだ
『球体の蛇』『水の柩』『ラットマン』他