2020年07月07日 (火) | 編集 |



5つの話の短編集、
どれも銀行にまつわるミステリーです。

銀行に勤めていたのでわかることも多く、
読みやすいです。

「ローンカウンター」では連続殺人事件が
銀行とどういう風につながっていくかと
興味がわきました。

「現金その場かぎり」や「口座相違」は
私自身の体験を思い出さずにはいられませんでした。

初期の作品のようですが、
本格的な内容になっていると思いました。


※この著者(池井戸潤)で読んだ
『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『七つの会議』他