2021年01月23日 (土) | 編集 |



「遺留品は、足音だけ」という帯に引かれて読みましたが…
ミステリーというよりノンフィクションに近い内容でした。

東日本大震災から2年後の状況が細かく描かれています。
それを世の中に知らせたいという作者の気持ちが伝わったきます。

こういう悲惨な状況の中で悪事を働く輩もいるという事実も
訴えたかったと思いました。


※この著者(相場英雄)で読んだ
『震える牛』