2021年06月04日 (金) | 編集 |



「弥勒」シリーズ の第三弾は短編集です。

岡っ引・伊佐治や小間物問屋・遠野屋清之介の周りの人物が
関わっている話でした。
どの話も楽しめ、心温まる話がよかったですね。

清之介と亡くなった妻・おりんのこと、その母おしのことが
分かってきました。
そして、娘となったおこまが大きな存在となってきています。

同心・木暮信次郎は相変わらずの嫌みな性格ですが、
頭が切れ過ぎているゆえでしょうか?
本当の姿は…と思ったりもしています。


※この著者(あさのあつこ)で読んだ
『鬼を待つ』『弥勒の月』『夜叉桜』

コメント
この記事へのコメント
No title
『夜叉桜』を読み終わった直後に予約を入れました(笑)。
最初は抵抗があった江戸時代を舞台のミステリーでしたが、シリースを読み進めていくうちに魅せられていったようです。
2021/06/05(Sat) 03:35 | URL  | 声なき声 #JVkJn2nk[ 編集]
声なき声さんへ
早いですね~!
私も次を購入する予定です。
遠野屋、伊佐治、信次郎にすっかりハマりました。
2021/06/05(Sat) 21:37 | URL  | きっちゃん♪ #-[ 編集]
No title
登場人物のそれぞれにスポットが当てられていました。
最も興味深く読んだのが、『宵に咲く花』のおけいにまつわるくだりです。
義母のおふじの深い愛情には胸の熱くなる思いがいたしました。
なお、同心信次郎は根の部分ではヒューマンなものをしっかりと持っているのだと思います。
偽善が嫌いなので、あえて悪者を演じているのではないでしょうか。
今後のシリーズの展開の中で、信次郎の本当の姿が書かれることをひそかに楽しみにしています。
2021/07/05(Mon) 20:17 | URL  | 声なき声 #JVkJn2nk[ 編集]
声なき声さんへ
登場人物のことがよくわかる話でしたよね。
みんな何か持っていると思いました。
おふじとおけいのような嫁姑関係いいですね。
血のつながりを越えた愛情は本物です。
信次郎の本当の姿はまだまだ分かりそうにないです。
私も何かあると思っているのですが…
2021/07/05(Mon) 21:33 | URL  | きっちゃん♪ #-[ 編集]
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