2023年03月02日 (木) | 編集 |



短編8編です。
銀行内の不祥事を処理する指宿修平。
どの話も最後まできっちりと描かれていませんので、
どんな処分になったか少しもやもやしました。

最後の『ペイオフの罠』が一番印象に残りました。
お年寄りのお金を狙うのは許せません。
最近の事件と被りました。
命まで取っていないのが救いでというところでしょうか…

コンビを組むことになった唐木怜の活躍も注目ですね。


※この著者(池井戸潤)で読んだ
『シャイロックの子供たち』『空飛ぶタイヤ (上)(下) 』『銀行狐』他

コメント
この記事へのコメント
No title
久しぶりに池井戸潤さんの名前を見ました。
いま図書館に予約を入れたところです。
『ペイオフの罠』を楽しみにしています。
2023/03/03(Fri) 04:09 | URL  | 声なき声 #RV/g9u3o[ 編集]
声なき声さんへ
2年8ヶ月ぶりです。
まだ読まれていませんでしたか…
お年寄りのお金を狙うのは許せません。
2023/03/03(Fri) 20:25 | URL  | きっちゃん♪ #-[ 編集]
No title
都市銀行を舞台に、数多の策謀が展開されていました。
短編集ではありましたが、それぞれが関連を持って指宿修平という才ある男の物語になっています。
指宿は頭脳明晰で正義心が強いだけでなく、どこか他人を惹きつける魅力を漂わせていました。
だからこそ、積極的に協力してくれるスタッフもあらわれたのだと思います。
 
ちなみに、私は『灰の数だけ』に最も強いインパクトを感じました。
誘拐事件での人質の解放に向けても、指宿の才覚がいかんなく発揮され、無事に解決するに至りましたが、読者としても胸をなでおろしたものです。
2023/03/11(Sat) 16:14 | URL  | 声なき声 #RV/g9u3o[ 編集]
声なき声さんへ
こんなに不祥事があると困りますが…
たしかに勤めていた時もいろいろありました。
指宿のような存在は大事ですね。
本来なら嫌われそうですが人柄のおかげで救われているように思いました。
2023/03/11(Sat) 17:14 | URL  | きっちゃん♪ #-[ 編集]
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